【これが現実】売れないフィリピンパブ嬢の生活について暴露
フィリピン夜のラジオのVOKUです。きらびやかな衣装をまとい、笑顔を振りまくフィリピンパブの女の子たち。しかし、その華やかなイメージの裏側には、我々が想像するのとはかけ離れた生活が広がっていることが少なくありません。今回は、特に「売れない」KTV嬢たちが日々を過ごす、その過酷な生活環境のリアルについて、僕が実際に目の当たりにした光景を基に暴露していきます。
生活の現実①:シャワーは当たり前に「冷水」
日本ではお湯が出るのが当たり前ですが、フィリピンではそうではありません。特に彼女たちが住むような安いアパートでは、温水シャワーがないのが基本です。「水しか出ないホテルなんて二度と泊まるか!」と思う我々日本人とは違い、彼女たちにとってはそれが日常。むしろ「お湯は熱くて苦手」と言う子さえいるほどで、この感覚の違いに驚かされます。常夏の国とはいえ、浴びれば「うわー!」となる冷たさです。
生活の現実②:プライバシー皆無の「タコ部屋住まい」
「友達とルームシェア」と聞くと、少し広めの部屋でキャッキャしている光景を想像するかもしれません。しかし、現実は過酷です。僕が見たのは、3~4畳ほどの部屋にベッドが3つ置かれ、3人が雑魚寝しているような空間でした。月々の家賃は約6,000ペソ。これを3人で割り勘して暮らしています。トイレは不衛生で、荷物はキャリーバッグに入れたまま。プライバシーなど存在しない「タコ部屋」が彼女たちの城なのです。
生活の現実③:「冷房なし」がデフォルト
もちろん、そんな部屋に冷房はありません。頼りになるのは、顔くらいの大きさしかない小型の扇風機だけ。ドアを開けた瞬間にモワッとした熱気が押し寄せる部屋で、その扇風機の風を浴びて眠るのです。たまにお客さん(僕)が来た時だけ、ホコリを被った古い冷房のスイッチを入れることもありますが、「久しぶりにつける」という言葉に、彼女たちの日常が垣間見えます。
生活の現実④:セキュリティ無しの「鉄格子エントランス」
フィリピンではセキュリティの存在が重要ですが、彼女たちが住むアパートにはガードマンなどいません。エントランスは鉄格子一枚。しかも、その鉄格子の鍵が閉まっていないことも多く、誰でも自由に出入りできてしまいます。僕自身、以前ホールドアップに遭った際に犯人が侵入してきたのも、まさにこのような建物でした。情報管理もずさんで、住人の部屋番号をあっさり教えてしまうことも。安全とは程遠い環境で彼女たちは暮らしているのです。
結論:華やかな世界の裏にある「現実」
我々がKTVで見る彼女たちの姿は、あくまで仕事上のキャラクターです。その裏側には、我々日本人には想像し難いような厳しい生活が横たわっています。
- 当たり前の基準が違う:温水シャワーや冷房は、彼女たちにとって贅沢品。
- プライバシーより生存:過酷な環境でも、仲間と身を寄せ合って生きている。
- 常に危険と隣り合わせ:セキュリティの甘い住環境が、犯罪のリスクを高めている。
彼女たちのきらびやかな一面だけを見るのではなく、その背景にある生活の現実を少しでも理解することが、彼女たちとより深く、そして誠実に向き合うための第一歩になるのではないでしょうか。