10年住んでわかった「絶対に信じてはいけない自称ベテランの言葉」3選
フィリピンには、自称ベテランの強い言葉がたくさんあります。フィリピン夜のラジオのVOKUです。10年住んで分かったのは、長くいる人の言葉でも、全部を信じてはいけないということです。特に「いつも歩く場所だから安全」「フィリピンパブ嬢は恋人になっても金だけ」「ディスカウントしないと相場が上がる」。この3つは、経験者っぽく聞こえるけど危ない言葉です。字幕の内容に沿って整理します。
①いつも歩く場所だから安全
一つ目はいつも歩く場所だから安全です。「ここは大丈夫」「いつも歩いてるから平気」と言う自称ベテランはいます。でも、これは絶対に信じすぎてはいけません。比較的安全な場所はあります。モールの中、リトル東京の中、人通りが多く外国人も多い場所。そういう場所と、薄暗い道やスラム寄りの場所はまったく別です。
現地の人が歩けるから外国人も安全、ではありません。中流以上の人や外国人が歩けば、スリやホールドアップの対象になる場所は普通にあります。安全と言いたがる人ほど、被害者目線を抜かしていることがあります。日本ですら人通りのない薄暗い場所は危ないのに、フィリピンで安全なわけがありません。
②フィリピンパブ嬢は恋人になっても金だけ
二つ目はフィリピンパブ嬢は恋人になっても金だけという言葉です。ネットやコメント欄でよく見ますが、10年住んで感じるのは、これはかなり雑な見方です。もちろんお金目的の子はいます。サポートを求める子もいます。でも、本当の恋人関係になった後まで全員が金だけを見るわけではありません。
特に現地の若い世代では、恋人になってから毎月サポートを当然のように求める子ばかりではありません。仕事を続け、自分で家族に送金し、彼氏にはむしろ何か買ってあげる子もいます。もしずっとお金だけを求められているなら、恋人ではなく客の枠に残っている可能性も見た方がいいです。
③ディスカウントしないと相場が上がる
三つ目はディスカウントしないと相場が上がるです。タクシーで少し多く払った、女の子に多めに払った、そういう話をすると「そんなことをするから相場が上がる」と言う人がいます。でも10年住んでも、そういう個人の支払いで全体の相場が上がるとは感じません。
物価上昇で全体の相場が上がることはあります。ただ、誰かが多めに払ったから街全体の値段が変わるわけではありません。上がるとしても、その人に対する価格だけです。「この人は4,000ペソ出す人」と見られるだけで、別の人には別の価格になります。相場が上がる論は、だいたい個人価格と市場価格を混同しているんです。
VOKUの総括:ベテラン風の断言ほど一度疑う
長くいる人の言葉でも、現実を雑にまとめすぎている場合があります。
- いつも歩く場所だから安全:現地人が平気でも外国人には危険な場所がある。
- 恋人になっても金だけ:本当の恋人か、客の枠かを分けて見る必要がある。
- ディスカウントしないと相場が上がる:個人価格と全体相場は別物。
フィリピンでは「俺は長いから分かる」という言葉ほど、いったん距離を置いて聞いた方がいいです。経験年数より、現実をどれだけ細かく見ているかが大事です。