ハッキングされたと言い切るには妙で、バグと言うにもリアルすぎる。そんな奇妙な実話です。フィリピン夜のラジオのVOKUです。Trip.comで航空券を探していたら、見覚えのない人物情報とマニラ・セブ往復の予約履歴が出てきた。しかも金額は2万556ペソ、出発日は2025年4月17日。記憶にないのに、情報だけはやたら具体的なんです。今回の字幕では、その経緯とおかしな点を順番に整理します。

経緯①:Trip.comに見覚えのない人物情報が出てきた

きっかけは、Trip.comで帰国用の航空券を探していた時です。いつものようにチケットを見ていたら、予約者情報のところに見知らぬ名前が表示されました。Trip.comは一度予約した人の情報が保存されるので、普通なら自分の名前だけが出るはずです。

最初は仮入力の名前か、サイト側の表示ミスかと思ったそうです。ところが下にスクロールすると、生年月日や電話番号まで入っていた。適当な「山田太郎」レベルではなく、かなり具体的な情報。ここで一度この名義で予約されている可能性が見えてきます。

経緯②:マニラ・セブ往復が2万556ペソで予約されていた

予約履歴を確認すると、マニラからセブ、セブからマニラの往復航空券が表示されました。日付は2025年4月17日、支払いは2万556ペソ。しかも予約者は見知らぬ人物一人だけ。本人の記憶にはまったくない予約です。

さらに奇妙なのは、去年のチケットなのにキャンセルボタンが表示されていたことです。押してみると実際にキャンセルでき、半額ほど戻る状態だった。つまり、その航空券は乗られていなかった可能性が高い。予約はされているのに、搭乗はされていない。ここがかなり不自然です。

違和感①:ログイン端末が自分のPCとスマホだけ

ハッキングなら、知らない端末からログインされた形跡がありそうです。ところが確認できるログイン情報は、自分のパソコンとスマホだけ。Trip.comにはGmail経由でログインしていて、しかもそのGmail側は普段あまり使っていないアカウントでした。

カード情報は登録されていたので、予約自体ができたことは分かります。ただ、なぜそのアカウントに入り、なぜマニラからセブの往復なのか。ハッキングにしては場所がピンポイントすぎる。外部からやられた形跡が薄いのに、自分には覚えがないというのが一番気持ち悪い点です。

違和感②:該当時期は誰にも会っていなかった

可能性として、過去に誰かの航空券を買ってあげたのを忘れているだけ、という線もあります。そこで写真履歴を遡ると、予約された時期は顔の施術後で外に出られない時期でした。顔が真っ赤で、誰にも会っていなかった。店にも撮影にも行っていない。

つまり、誰かが目の前でスマホやPCを触って予約した可能性も低い。登録されていた名前にも見覚えがない。知っている女の子でもない。記憶、写真履歴、行動履歴のどこにも接点がないのに、予約情報だけが残っている。ここがさらに不思議です。

結論:手がかりが途切れて、気持ち悪さだけが残った

登録されていた電話番号にも連絡を試したものの、すでに使われていない番号だったようです。他の不正利用が大量にあるわけでもなく、航空券も使われていない。予約できたのに乗っていない。キャンセルできる。ログイン端末は自分のものだけ。どこを見ても、説明が一つにまとまりません。

だから「ハッキングされた」と断言するには変だし、「ただのバグ」と片付けるには情報がリアルすぎる。最終的には、手がかりがないまま詰んだ奇妙な予約履歴という話になります。部屋に誰かいたのか、アカウントのバグなのか、何か見落としているのか。かなり気持ち悪い実話です。

VOKUの総括:ハッキングともバグとも言い切れない奇妙な履歴

今回の件は、普通の不正利用とは少し違います。おかしな点が多すぎるんです。

  • 見知らぬ人物情報:名前、生年月日、電話番号が予約者情報に残っていた。
  • マニラ・セブ往復予約:2万556ペソの予約があり、航空券は使われていなかった可能性が高い。
  • ログイン端末の違和感:確認できる端末は自分のPCとスマホだけだった。
  • 接点がない:該当時期は誰にも会っておらず、相手にも見覚えがない。
  • 手がかりなし:電話番号も使われておらず、結論にたどり着けない。

カード情報を保存している予約サイトは便利ですが、こういう履歴が出ると一気に怖くなります。使っていないアカウント、保存済みカード、過去の予約履歴は一度確認しておいた方がいいです。