【inフィリピン】夜の店での日本人同士のトラブルで多いのがこれ…
フィリピン夜のラジオのVOKUです。楽しい旅行のはずが、見知らぬ日本人同士が夜の店で喧嘩している…。残念ながら、そんな光景は珍しくありません。特に「女性」が絡んだ男同士の争いほど、見苦しいものはないでしょう。今回は、なぜフィリピンの夜の舞台で日本人同士のトラブルが起きてしまうのか、その主な原因と、スマートに楽しむための大人の対処法を解説します。
原因① 最も多い「女性の取り合い」という不毛な争い
日本人同士のトラブルで圧倒的に多いのが、一人の女性を巡る争いです。「あれは俺の女だ」「俺が指名してる子だぞ」と息巻く人がいますが、少し冷静に考えてみましょう。そもそも彼女たちは水商売のプロです。もし本当に「自分の女」だと言うなら、嫉妬に狂う前に甲斐性を見せて水揚げ(みずあげ)してあげるべきです。それができないのであれば、他のお客さんと親密にしていても文句を言う資格はありません。
ましてや彼氏でもないのに「俺の彼女だ」と主張するのは、周りから見ればただの「痛いおじさん」。キスやボディタッチも彼女たちにとっては営業の一環、つまり「仕事」です。それを真に受けて他の客に突っかかるのは、野暮の極み。我々はもう分別のある大人です。高校生のような嫉妬で喧嘩を起こすのは、あまりにもダサい行為だと自覚しましょう。
原因② 酔って始まる「ウザ絡み」と無意味なプライド
次によくあるのが、酔った勢いでの「ウザ絡み」です。特にオラオラ系の人が他の客に「飲めよ!」と無理強いし、断られると「馬鹿にしてんのか」と喧嘩に発展するケース。特にマラテのような場所では、こうしたオラオラ系同士の衝突を見かけることがあります。
しかし、こんな喧嘩は誰の得にもなりません。勝っても負けても、女の子からは「怖い人」「ダサい人」と見られるだけです。絡まれた時の最適な対応は、喧嘩腰にならず「すみません、お酒弱いんで」と大人な対応でかわすこと。ほとんどの場合、相手もそれ以上は追求してきません。手を出してくるような相手なら、自分で解決しようとせず警察を呼ぶのが大人の喧嘩です。無用なプライドで殴り合うのはやめましょう。
原因③(番外編)お金の貸し借りトラブル
数は少ないですが、お金の貸し借りが原因で店内で口論になるケースも存在します。「金を返せ」という言い分は正しくても、それを女の子たちの前や楽しい雰囲気の中でやるべきではありません。金銭トラブルのような個人的な問題は、店の外で解決するのがマナーです。わざわざ楽しい席を台無しにしてまで主張することは、周りのお客さんや女の子たちにとって迷惑でしかありません。
結論:大人の振る舞いで、無用な争いを避ける
楽しいはずのフィリピンの夜が、同胞同士のつまらない喧嘩で台無しになるのは悲しいことです。いい大人がプライドをかけて殴り合っても、そこには何の得もありません。
- 女性の取り合いはNG:水商売の女性に過度な嫉妬は禁物。キスも仕事のうちと割り切る。
- ウザ絡みはスルー:喧嘩腰で返さず「飲めないです」と冷静に対応する。
- 喧嘩は誰も得しない:勝っても負けても女の子からの評価は下がるだけ。
- 問題解決は店の外で:金銭トラブルなどを店に持ち込まない。
結局のところ、問われるのは「大人としての対応力」です。周りの空気を読み、スマートに振る舞うことこそが、フィリピンの夜を最高に楽しむための秘訣なのです。