フィリピン夜のラジオのVOKUです。フィリピンパブ(KTV)で女の子から「かっこいい」「ハニー」と言われたり、「この後ホテル行く?」なんて誘われたりして、つい「俺に気があるのかも…」と舞い上がってしまった経験はありませんか?今回は、そういった男性が勘違いしがちな「脈ありっぽい言動」が、実はほとんどの場合「脈無し」であるという現実を、最新版として改めて解説します。本気になってお金を無駄にする前に、彼女たちの営業テクニックを見抜く目を養いましょう。

脈なしサイン①:店の中での甘い言葉

「あなただけが特別」「他のお客さんはおじいちゃんばかりだけど、あなたは若くてかっこいい」「愛してる(アイラブユー)」…。これらは全て、店の中という舞台の上でのセリフ、つまり「仕事」です。もちろん、2〜3割は本心から言っている場合もありますが、基本的にはあなたを喜ばせ、気分良くお酒を飲んでもらうための営業トーク。これを真に受けて、店外での行動が伴わないからと怒るのは筋違いです。彼女たちの言葉は、心の底から信じすぎないのが賢明です。

脈なしサイン②:ドッキング(肉体関係)

「体を許してくれたんだから、俺の女だ」。そう思うのは大きな勘違いです。肉体関係を持つこと、いわゆる「ドッキング」は、脈ありの方向性ではありますが、それだけで=恋愛感情とはなりません。 お客さんを繋ぎとめるための「枕営業」であるケースも非常に多いのです。僕自身も、ある女の子と関係を持った後、同じ子が僕の視聴者とも関係を持っていたことを知った経験があります。ドッキングできたからといって、彼女があなただけを見ているわけではない、という現実は知っておくべきです。

脈なしサイン③:特別な呼び名(ハニー、ダーリンなど)

店の中だけでなく、LINEでも「ハニー」や「ベイビー」といった特別な呼び名で呼ばれると、つい嬉しくなってしまいますよね。しかし、これも冷静に考えるべきです。理由は2つあります。1つは、もちろん客を特別扱いして喜ばせるため。そしてもう1つは、「客の名前を間違えないための、非常に合理的なテクニック」だからです。何十人もいる客の名前をいちいち覚えていられないため、「ハニー」で統一しておけば、名前を間違える失敗がありません。人気嬢であるほど、この傾向は強いです。

では、本当の「脈あり」決定打とは?

結局のところ、本当に脈があるかどうかを判断する唯一無二の基準は、「プライベートの時間を使ってくれるか」、この一点に尽きます。お店での言動は全て仕事の範囲内。しかし、彼女が自分の休日を潰してまであなたに会ってくれるか、お店に行っていないのに仕事と関係ない連絡を頻繁にくれるか。ここに彼女の本気度が現れます。お金が発生しない、完全にプライベートな領域でどれだけあなたを求めてくれるか。それこそが本物の「脈ありサイン」なのです。

結論:営業トークは見抜きつつ、楽しむのが上級者

フィリピンパブ嬢の「脈あり風」な言動は、そのほとんどが客を楽しませるための計算されたパフォーマンスです。

  • 店での甘い言葉は信じるな:それは彼女たちのプロフェッショナルな仕事の一部。
  • 肉体関係はゴールではない:営業である可能性を常に念頭に置くこと。
  • 特別な呼び名はただの記号:名前を覚える手間を省くためのテクニックでもある。
  • 本気度は「プライベート」で測れ:お金の絡まない時間こそが、彼女の本心を示す。

ただし、これらの言動が嘘だと分かっていても、「お前、嘘ついてるだろ」とマジレスするのは最悪です。彼女たちは客を喜ばせようと嘘をついてくれているのですから、その嘘に気持ちよく乗ってあげて、場を盛り上げるのが「いいお客さん」。結果的に、そういった大人の対応ができる男性が、本当に彼女たちの心を掴み、「脈あり」へと関係を進展させやすいのです。