【経験談:日常編】絶対ダメ!ちょっとベテランぶってやってしまう3つの失敗
フィリピンに少し慣れてくると、つい「ベテラン気取り」をしてしまう瞬間があります。フィリピン夜のラジオのVOKUです。今回は恥ずかしながら全部僕自身がやらかしてきた3つの失敗——必要以上の値下げ、威嚇しながらの交渉、人前で激しいいじり——を共有します。一度やると後でじわじわ恥ずかしくなる類のものばかり。同じ轍を踏まないよう、参考にしてください。
1つ目:必要以上の値下げ——50ペソに執着する痛さ
一つ目は必要以上の値下げ。LAカフェで「4,000ペソのところを1,500ペソで出てきた」と自慢する例が典型ですが、僕も昔はグリーンヒルズや今はなきハリソンプラザで、「値下げできるほどベテランだ」と勘違いしてゴリゴリやっていました。
ここで重要な認識——値下げは基本的に相手の取り分を削っているということ。50ペソをこちらは1時間粘って削るけれど、それは向こうにとってデカい金額で、こちらにとってはジュース1本分(約140円)。向こうの笑顔が消えた瞬間からの値下げは、ただただ恥ずかしい行為です。LAカフェでこれをやると本当に評判が悪く、僕の知り合いも一人それで日本人全体の評価を下げていました。
KTVのボトル料金値下げ(マラテで実在)は特に最悪で、女の子のドリンクのバックが下がる——女の子のために出したはずのボトルなのに、彼女の取り分を削っている。これだけは本当にやってはいけません。男としての恥です。
2つ目:威嚇しながらの交渉——逆効果しか生まない
二つ目は威嚇しながらの交渉。タクシーの料金、屋台の値段——「俺知ってっからな、200ペソだろこれ、ふざけんなよ、フィリピン何年いると思ってんだ」とドスを効かせるパターン。これも僕、初期にやらかしました。
認識を改めるべきは——こちらが威嚇しても向こうは怖がりません。入れ墨バチバチで紋紋見えてる人ならともかく、人畜無害顔のおじさんが急にイキっても「何言ってんだこいつ?」とただただムカつかれるだけ。「騙すなよ」のメッセージとして圧をかけているつもりが、相手からは「ただ単にぶっ殺してえな」と思われる側に立つ。
交渉は笑顔が基本です。「フレンドでしょ?」と若干チャラめの空気で押すと相手も乗ってくれる。先日もワンウェイ違反で警官に呼び止められた時、笑顔で交渉したら最初に提示された金額がそもそも安く、しかもそれ以上の値下げ交渉なしでスムーズに終わった——笑顔だと罪悪感が湧くのが人間です。威嚇は逆効果しか生みません。
3つ目:いじりが激しい——人前で下げると2人きりで爆発
三つ目はこちらも僕がいまだに気を抜くとやってしまう人前での激しいいじり。仲がいいと思い込んで、AさんをBさんの前で「こいつアホだから」「全然可愛くないっしょ」と落としていじる——仲のよさをアピールしたいが故の動きです。
これがフィリピン人にはかなりのストレスになる。その場では我慢しているけれど、2人きりになった瞬間にキレる——何度経験しても、油断するとやってしまう失敗です。本来仲がいいなら人前で下げる必要はない——「俺たち仲いいんだぞ」を見せたいから下げる、というのが恥ずかしいムーブで、向こうから見れば「人前でイキってる人」でしかない。
例えばBさんが「Aさんすごい頭いいね」と褒めた時、こちらが「いやAさん全然そんなことない、しょぼいから、全然分かってないから」と返す——これで友達関係が崩れない方が珍しい。仲いいなら人前で下げない、これは万国共通のマナーです。
VOKUの総括:ベテラン気取りの3失敗
慣れてきた時こそ、自分自身を客観視するべきです。
- 必要以上の値下げ:50ペソは向こうにとってデカい、笑顔が消えたらアウト。
- KTVボトル値下げは最悪:女の子のバックを削る男としての恥。
- 威嚇交渉は逆効果:ムカつかれるだけ、笑顔の方が相手を動かせる。
- 人前での激しいいじり:2人きりになった瞬間に爆発する。
- 仲がいいなら人前で下げない:これは万国共通のマナー。
ベテラン気取りで一番やりがちな3つの失敗は、どれも「自分は知ってるぞ」を見せたい欲から出ます。本当のベテランほど値下げを粘らず、笑顔で交渉し、人前では仲間を立てる——逆をやって浮いている人ほど、慣れて見えて実は浅いと自白しているようなものです。