「フィリピン女性と一緒に暮らしたら、毎朝手料理、毎日ラブラブ、夜も毎晩——」という同棲の理想を持っている人は多いと思います。フィリピン夜のラジオのVOKUです。9年前に渡比して、その3ヶ月後からほぼずっと誰かしらと暮らしてきた経験から言うと、理想と現実のギャップは想像以上にでかい。今回は時間帯、メイク、金銭価値観、夜事情、喧嘩、総合的な価値観——同棲のリアルを5つの軸で整理します。

時間帯はまず合わない

夜の仕事をしている彼女と、朝・昼の仕事をしている日本人男性の時間帯はまず絶対に合いません。お休みの日は合わせてもらえても、仕事の日はまず無理。彼女が帰ってくる時間にこちらは寝ていて、こちらが起きる時間に彼女は寝ている——顔を合わせるのが寝る時だけになります。

僕は基本ニートに近い夜方なので合いますが、ちゃんと仕事している人は本当に大変だと思います。8時間しっかり寝たいなら、同棲は厳しいのが正直なところ。一瞬時間帯がズレた時期もありましたが、起きた時に彼女が寝ているので起こさないように足音を殺して出る——これが日課になります。朝・昼型の人がフィリピンパブ嬢とどう暮らしているのか、僕は今でも不思議に思っています。

金銭価値観は合わない、ただし送金被害は今は少ない

「私は他の子と違うから絶対テイクケア(節約)するよ」——みんな言います。うちの連れも、ローズも、その前の彼女も、全員言いました。でもいざ同棲すると、テイクケアする部分とは別に「ここはお金を突っ込ませるんだ」という想定外の使い道が出てきます。

一例:5,000ペソ上乗せすれば日本人が普通に住めるコンドミニアムなのに、「私が綺麗にするからキープマネー、ここにしなさい」とゴキブリの出るような部屋を選ばせようとする——「節約するのはそこなのか?」という方向に価値観がズレる。日本食が好きな子はご飯代も上がるし、友達を呼んで結局高くつく。一方、送金被害(家族支援名目の集金)は今のニュージェネレーションではかなり減っているのは事実。僕自身9年で一度も遭遇したことがありません。皆無ではないが、過去ほど多くはない。

夜事情はマンネリ化する、欲求不満は浮気率を上げる

「同棲したら毎日エロいことできる」——付き合い始めは実際毎日します。これは事実です。ただし人間誰しも必ずマンネリ化する。AVだって同じ作品で何度も抜けないのと同じで、同じやり方ばかりだと熱は冷める。週に何回か、月に何回か——徐々に頻度は落ちます。

問題はその先です。こちらがしんどくて空けると、向こうから「最近抜いてくれないね」「他でパラパラしてるの?」と来る。KTV嬢は欲求不満率が異常に高く、店で毎日男からのアプローチに晒されているので、こちらが応じない期間が続くと浮気率は確実に上がります。酔った勢いで持っていかれることもある——もちろん本気で愛していれば確実ではないけれど、人間ですから完全には防げません。

喧嘩は確実にあり、コントロール不能

「この子は優しいから喧嘩しないだろう」——無理です。価値観の違う他人と暮らす以上、言い合いも別れ話も必ずあります。フィリピン人女性との喧嘩は日本人女性のように我慢して詰めるのではなく、男同士の喧嘩のようにガッと来るのが特徴。大声で罵倒されると、対日本人でもキツいのに、これが当たり前のように人前でも飛んでくる。

ただし喧嘩は大体1日で終わるのがフィリピン流——一気にバーっと来て、一気にスッと収まる。後を引かないのは救いですが、慣れない人は本当に慣れないし、避け続けるうちに自分の行動範囲がどんどん狭まっていく。「KTV界の付き合いで他店に行く」と言うと、最初は「全然OK」と言っていたのが、徐々に干渉が強くなる——この我慢ができないと続きません。

総合:インドアでめんどくさがりな人なら向いている

総合的に言うと、同棲はおおらかでめんどくさがりな人ほど向いています。「むかつくな、でもまあええか」で流せるタイプ、家でパソコンや動画作りで時間を潰せるインドア派なら、意外と続く。逆にアウトドア派でアクティブに動きたい人は、「どこ行ったの?」「誰と?」の干渉でストレスが爆発します。

夜中に帰ってきてスマホの音をジャカジャカ鳴らす、寝ている隣でライトを照らしながら音楽を聞く——注意すれば直りますが、注意するほど向こうもストレスを溜めて「私にも合わせてよ」となる。同棲は本気で考えてからするべきです。欲求不満を放置すれば浮気率も上がるし、毎日出会いがある仕事という前提も忘れないこと。

VOKUの総括:同棲の理想と現実

9年間ほぼ誰かと暮らし続けてきた経験から言える、フィリピンパブ嬢との同棲のリアルです。

  • 時間帯はまず合わない:朝・昼勤務なら8時間睡眠は諦める前提。
  • 金銭価値観のズレは必ず出る:「テイクケアする」と言っていてもズレる、ただし送金被害は今は少ない。
  • 夜事情は必ずマンネリ化する:こちらが応じない期間が続けば浮気率は上がる。
  • 喧嘩はガッと来てスッと終わる:1日で収まるが、慣れるまでがしんどい。
  • インドアでめんどくさがりな人向き:アウトドア派は干渉でストレスが溜まる。

同棲の理想は確かに最初の数ヶ月だけは現実になります。しかしマンネリ化、価値観のズレ、喧嘩——どれも避けられない。「めんどくさいけどまあええか」で流せる人だけが、長く一緒にいられます。