フィリピン旅行で覚えてたらめっちゃ便利な3つのこと
みなさん、こんにちは!フィリピン夜のラジオのVOKUです。今日は、フィリピン旅行が格段に快適になる、覚えておくと非常に便利な3つのポイントについてお話しします。短期旅行の方も、長期滞在の方も、これからフィリピンに行く予定があるなら絶対に役立つ情報ですので、ぜひチェックしてみてください。それでは、さっそく見ていきましょう!
1. GCash(Gキャッシュ)が超便利
まず一つ目は、フィリピンの電子マネー「GCash (Gキャッシュ)」です。フィリピンに行ったことがある方なら、一度は耳にしたことがあるかもしれませんね。
簡単に言うと、フィリピン版のPayPayのようなもの。日本でPayPayを使う感覚で、コンビニなどでスマホをかざして「ピッ」と簡単に支払いができます。それだけでなく、電気代、水道代、インターネット料金、コンドミニアムの管理費、携帯電話のロード(プリペイド残高チャージ)や修理代まで、日常生活のありとあらゆる支払いに対応しているんです。
ただし、この便利なGCash、旅行者が自分で使えるように設定するのは少しハードルが高いのが現状です。アプリをダウンロードして新規登録するだけではダメで、決済機能(送金や支払いなど)をフルに使うためには本人確認(Verification)が必要です。以前はパスポートだけで認証できた時期もあったようですが、現在はそれだけでは難しいことが多いです。僕の場合は、ACR I-Card(外国人登録証、長期滞在者向け)を読み込ませて、ようやくフル機能が使えるようになりました。
フィリピン旅行に慣れている人ならトライする価値はありますが、初めての方や短期滞在の方にとっては、認証プロセスが少し面倒かもしれません。僕自身も、使えるようになるまでフィリピンに来てから5年くらいかかりましたからね(笑)
GCashが使えると本当に便利なのは間違いありません。もし自分で設定するのが難しそうなら、現地に詳しい友人や、例えば夜のお店の女の子などに「GCashってどうやって作るの?」と聞いてみるのが一番手っ取り早いかもしれません。親切に教えてくれたり、手伝ってくれたりすることもありますよ。
2. バイクタクシーが超速くて安い
二つ目は、移動手段としての「バイクタクシー」です。配車アプリ「Grab」は有名で、車(GrabCar)やタクシーを呼ぶのに便利ですが、バイクタクシーはまた別の魅力があります。
フィリピンでよく使われるバイクタクシーのアプリは主に3つあります:「Move It(ムービット)」、「JoyRide(ジョイライド)」、「Angkas(アンカス)」です。これらのアプリを事前にダウンロードしておくと、移動が格段に楽になります。
なぜバイクタクシーがそんなに便利なのか? それは、フィリピン、特にマニラ首都圏の深刻な交通渋滞にあります。特に水曜日と金曜日の夕方などは、車が全く動かなくなるほどの激しい渋滞が発生します。GrabCarを呼んでも、到着予定時刻が「18分後」と表示されていても、実際には30分、ひどい時には1時間以上待たされることもザラです。
しかし、バイクタクシーなら話は別。アプリで「10分後到着」と表示されれば、ほぼその時間通りに来てくれます。そして何より、料金がめちゃくちゃ安い! 例えば、GrabCarで通常280〜300ペソ(約750円〜800円)かかる距離が、バイクタクシーなら70〜80ペソ(約190円〜215円)程度で行けてしまうんです。単純計算で3〜4倍も料金が違います。
バイクは車の間をスイスイとすり抜けていくので、渋滞の影響をほとんど受けずに早く目的地に着けます。それに、走っている間は風を切るので、暑いフィリピンでは意外と気持ちが良いんですよ。GrabCarも便利ですが、料金の高さや待ち時間を考えると、バイクタクシーという選択肢を知っているだけで、フィリピンでの移動は本当にストレスフリーになります。
注意点:バイクタクシーの運転手は、車のドライバーに比べて若干、民度が低いと感じるケースもあります。運転中に他の車やバイクに対して悪態をついたりすることも。また、時々「アプリをキャンセルして直接現金で払ってくれ」と持ちかけてくる運転手がいますが、これは絶対に応じてはいけません。アプリ外での取引は記録が残らず、万が一事故やトラブルがあった際に非常に危険です。「よく分からないから(アプリは)キャンセルしない」ときっぱり断りましょう。それで逆上するような運転手は避けるべきです。
3. コンビニATMで2万ペソ引き出せる
三つ目は、現金が必要になった時の「コンビニATM」活用術です。フィリピンで日本のキャッシュカードやクレジットカードを使って現地通貨(ペソ)を引き出す際、多くの銀行ATMでは1回の操作で引き出せる上限額が1万ペソ(約2万7000円)に設定されています。
しかし、一部のATM、特にコンビニ(特に7-Eleven)に設置されているATMや、BPI(Bank of the Philippine Islands)のATMでは、1回で2万ペソ(約5万4000円)まで引き出すことが可能なんです。
正直、1万ペソって意外とすぐになくなってしまうんですよね。例えば、僕がYouTubeの撮影でメンバーにご飯をご馳走して、その後にギャラを支払うと、それだけであっという間に1万ペソが消えてしまいます。何度もATM操作をするのは手数料もかさむし面倒ですよね。
その点、2万ペソを一気に引き出せるのは非常に便利。コンビニは街の至る所にありますから、急に現金が必要になった時でも安心です。ただし、ATM利用時の為替レートが特別良いわけではありませんが、まあ許容範囲かな、というレベルです。
レート注意:経験上、7-ElevenのATMが比較的マシなレートな気がします。逆に、ローソンに設置されているATMは、かなりレートが悪い(手数料が高い?)ことがあるので、個人的には避けています。以前、1万ペソ引き出したら日本円換算で3万4000円くらい引かれていたことがあり、驚きました。
まとめ:フィリピン旅行・超便利情報
フィリピン旅行で覚えておくと便利な3つのポイントをご紹介しました:
- GCash (Gキャッシュ): フィリピン版PayPay。認証は少し面倒だが、使えると支払いが劇的に楽になる電子マネー。
- バイクタクシー (Move It, JoyRide, Angkas): 渋滞知らずで早く、格安で移動できる。ただしドライバーには注意も必要。
- コンビニATM (特に7-Eleven, BPI): 多くのATMが1万ペソ上限の中、1回で2万ペソまで引き出せるので効率的。
これらの情報を活用して、よりスムーズで快適なフィリピン滞在をお楽しみください!