フィリピン夜のラジオのVOKUです。マラテのヘッドショット事件からもう1週間経ちました。反響がすごかったのでそろそろこれを最後にしようかなと思っていますが、被害者と加害者についての新情報と今のマラテがどうなっているかについて話していきます。

①被害者の身元について判明したこと

被害者の身元が確認されています。中山信さん(41歳)と里見さん(53歳)のお二人です。どちらも遊ぶ目的でフィリピンを訪れていて、事件直前は岡田マニラ(カジノ)にいらっしゃったとのことです。

里見さんはシステムエンジニアだったと言われています。中山さんについてはフィリピン警察から特に言及がなく詳細は不明ですが、カジノの常連客だったそうです。8月14日木曜日に入国して、その翌日15日金曜日に事件に遭ってしまったということです。入国した翌日ですよ。マラテ周辺でのナイトライフ目的での訪問でしたが、その地区で何かトラブルを起こしていたという事実は報告されていないとのことです。

②加害者の正体:マラバット兄弟

加害者はフィリピン人兄弟2名です。アベル・マラバット(62歳)とアルバート・マラバット(50歳)の兄弟で、日本でもニュースになってますよね。この2人は被害者と以前から面識があったというのがポイントで、アベルさんはツアーガイドとして被害者を案内していた可能性が高いということです。

さらに実行役と見られる第3の人物がいると言われており、他の関係者も追跡中とのこと。組織的かつかなり巧妙な計画だったことが徐々に明らかになってきています。マニラ警察(MPD)は特別捜査班を形成して事件解明に当たっていて、ツアーガイドのフィリピン人はすでに18日に1人逮捕、別の関与者もすでに特定済みとのことです。

③ヒットマン説と900万ペソの報酬

当初は路上強盗によるものと言われていましたが、フィリピン警察は「被害者の強奪は捜査を攪乱するための口実だった可能性」を早々に見抜いていたということです。これ結構頭いいですよね、こういうのね。

で、その後の捜査で日本国内にいる人物からの依頼(ヒットマン的な契約)があったことが浮上しています。警察の発表によれば、容疑者の兄弟は被害者2人に対して900万ペソ(約2000万円)の報酬が支払われる契約に基づいて行動したとされています。そして事前に支払われた前金が1万ペソ(約2万8000円)。これ、2人を亡き者にしてもらう報酬の前金が2万8000円ですよ。安すぎます。

④噂とはっきりしていること

Twitterや各所で「やくざ関係者では」「龍のタトゥーがあった」「恨みを買っていた」「タピオカ屋をやっていた」などいろんな噂が出ていますよね。整理します。

やくざ・反社関係者説:フィリピンでは報道されていません。被害者が日本の犯罪組織と関係していたかどうかは未確認です。過去の逮捕歴なども公開情報上では確認されていないし、警察コメントにも「以前から狙われていた」という話は出ていません。特別なトラブルがあったという発表もないが、ないとも確定していない状況です。

龍のタトゥー:背中に龍の入れ墨があった被害者がいたという情報がフィリピンメディアで伝えられていて、写真も出回りましたよね。捜査側もこの入れ墨の有無に言及しているので、ある可能性はかなり高いかなとは思いますが、これも確定ではないです。動機については金銭トラブルがあったのではないかという可能性を警察が言及しているというのが現状です。

⑤今のマラテの状況と安全について

これが正直メインです。今のマラテはどうなってるか。警察があちこちにいます。ものすごいいます。 先日イクピンさんとのコラボ撮影があったんですけど、その時も警察があちこちにいて、「あ、ここにもいる」「ちょっと歩いたらあそこにもいる」みたいな状態。歩いてると警察がバーって通っていったりして、こんなに警察いるかなっていうぐらいのレベルです。

しかもバイクに乗ったまま待機しているので、何かあったらすぐ駆けつけられる体制。前回の動画でも言いましたが、今が一番安全です。「ちょっと落ち着いてから行こうかな」という方、逆です。今落ち着いてます。後で落ち着くことはないです。

危ないのは警察が「そろそろ大丈夫かな」と引き上げる瞬間です。そこから危険度が上がります。来るんだったら今ですよ。フィリピンも政府もこれ以上被害者を出さないようにと警察を山ほど配置してますから、今現在でヒットマンを仕掛けようとする人もいないし、泥棒しようという人もまずいません。今めっちゃ敏感になってます。

VOKUの総括:1週間後の情報アップデート

フィリピンのニュースをもとに話させていただきました。これ以上の情報はもう出にくいと思うので、この件についての言及はこれが最後になる予定です。

  • 被害者:中山信さん(41歳)・里見さん(53歳)。カジノ訪問後の翌日に事件。里見さんはSE。
  • 加害者:マラバット兄弟(62歳・50歳)。以前から被害者の観光ガイドを務めていた。
  • 依頼と報酬:日本国内の人物からの依頼、900万ペソ(約2000万円)の契約。前金はたったの1万ペソ(約2万8000円)。
  • 噂の整理:やくざ説・龍タトゥー・金銭トラブルなど。はっきりしてる公式情報はほぼない。
  • 今のマラテ:警察がバイク待機でどこにでもいる状態。今が一番安全。落ち着いてから来ようは逆効果。

来るんだったら今です。警察が引く瞬間が危ない。これだけ覚えておいてください。