フィリピンで暮らすなら絶対把握しないといけない事がこちら
フィリピン夜のラジオのVOKUです。フィリピンで暮らしたいという方はちょいちょいいると思いますが、いざ暮らすとなると一体何を知っておくべきなのか?いろんな人に聞いても、やっぱりそれぞれ意見が違うじゃないですか。僕の個人的な意見だけだと「それってあなたの意見でしょ」と思われるかもしれないので、今回はちゃんと調べた上で、データも踏まえて「フィリピンで暮らすなら絶対に把握しないといけないこと」を5つにまとめました。
①地域によって治安に差がある
フィリピンには「夜に歩いたら危ない」「ホールドアップが怖い」というイメージがそもそもあると思いますが、実は地域によって治安に大きな差があります。例えばトンドのような場所は、外国人が夜歩けばバチバチに危険です。Twitterにたまに「トンド全然大丈夫だよ」とか言ってる自称ベテランの方がいますけど、バチバチに危ないです。マジで断言します。あんなところに夜歩ける人なんて現地の人しかいないですよ。
一方で、BGCやロックウェルのような高級エリアであれば、夜歩いても比較的安全なんです。以前BGCでホールドアップがあった時は、僕もびっくりしたぐらい。「あんな治安いいところであったの?」って。それぐらい本来の治安は良いんですよ。お金持ちエリアは検問も厳しいし警察もいるので。ただし、スリや置き引きはどこでも起こり得ます。東京でもあるのと同じで、場所を問わない問題。まず地域による治安の差を把握することが大切です。
②インフラ・衛生・医療の地域差が大きい
マニラやセブには大きめの病院があり、医療施設も結構整っています。僕も実際にお世話になったことがありますけど、しっかりしてるし衛生面もちゃんとしてるし、料金はちょっと高いけど本当にちゃんとしてるんですよ。
ただ地方に行くと状況は一変します。これ本当に最近聞いた話なんですけど、ある地方の小さな病院では妊婦さんが出産した後、妊婦さん専用の部屋の1つのベッドに2〜3人が同時に2日間寝なければならない。そんなセンシティブな状態で。さらに妊婦さんなのに外で2時間待たされたりもする。都心部だったら中で待てるし、妊婦さんなら優先的に検査を受けられるのに。都心部と地方では、インフラ・衛生・医療のレベルが全く違うのが現実なんです。田舎では停電や断水も頻繁ですが、都会のまともな場所にはジェネレーターがあるので停電してもすぐ復活する。「マジで人暮らせないでしょ」というところもあれば「日本と変わんなくね?」というところもある。暮らす場所次第なんですけど、いきなりフィリピンの田舎暮らしはレベルが高すぎます。
③交通渋滞と移動時間の想定の難しさ
例えば20時に待ち合わせ。日本人の感覚なら「20〜30分早めに出とくか」で間に合いますよね。フィリピンではそれじゃ間に合わない時があるんですよ。歩いて20分ぐらいの距離をタクシーに乗って2時間かかるなんてザラですからね。そもそもタクシーが捕まらない時もある。特に水曜日と金曜日の渋滞はマジで別格です。月曜〜土曜のラッシュアワーは全体的に混みますけど、水曜と金曜はもう次元が違います。
僕は1回、マカティからグリーンヒルズショッピングセンターに行く時にEDSA(エドサ)で渋滞に捕まって8時間いましたからね。徒歩なら2時間もかからない距離で8時間ですよ。「あ、ちょっと動いた」「あ、またちょっと動いた」…ちょっと動いてはまた止まるの繰り返しで。歩いた方がよくね?ってなるんですけど、無理なんです。移動時間の想定はマジで難しいし、余裕を持つにしてもめちゃくちゃな余裕が必要。だから基本的にフィリピンタイムになっちゃうんですよね。
④文化と習慣の違い(フィリピンタイム)
フィリピンでは時間にルーズな文化が根付いています。日本人なら10分遅れたら「うわ、めっちゃ遅れた」と感じますが、フィリピン人は10分遅れても「ちょっと早くついちゃったな」ぐらいの感覚。遅刻にすら入らないんです。30分遅れても「まあまあまあまあ」、1時間遅れても「フィリピンタイムだし」で済まされる世界。さすがに2時間以上はフィリピン人でも怒りますけど、大体30分から1時間ぐらいは遅れてくるので、約束の時間通りにはあんまり来ないです。
これは仕事やビジネスの場でも同様です。何時って決めてるのにめちゃくちゃ待たされるし、お店の予約でも結構待たされたりする。僕はこれ正直「負の文化」だと思いますよ。いい加減じゃないですか、こういうのって。ただ、そのいい加減に慣れちゃうと自分もフィリピンタイムになるんですよね。例えば友達と20時に待ち合わせって言って、僕も1時間ぐらい平気で遅れますからね。平気で遅れるようになっちゃいました。
⑤人間関係の距離感と金銭トラブルのリスク
フィリピン人はやっぱりフレンドリーなんですよ。あと親切です。本当に親切。なんか困ったなって時にも助けてくれるし、手を差し伸べてくれる。例えばちょっと自転車で転んじゃいましたってなったら、もうすぐにかけ寄ってくれるんです。「大丈夫?」「怪我ない?」「病院行く?」みたいな。本当に親切だし、フレンドリーだし、すぐ友達できます。
ただですね、金銭の貸し借りは本当に軽く持ちかけられるケースがめちゃくちゃあります。友達とか、あと1回会っただけの人とか、それどころかFacebookで顔すら合わせてないのに「お金貸して」って言ってくるのも全然あります。で、ノーって言うと恨まれたりするし、貸したら貸したでどんどんどんどん借りてくる。借りた上にさらに借りてくるみたいな。で、返すことは正直めちゃくちゃ稀です。はっきり断れない関係だと後々すごい大変なことになるし、すぐに友達関係切れますからね、お金の貸し借りなんかしたら。
だから僕は「そういうのは僕しないからごめんね」って丁寧に断るようにしてます。怒るんじゃなくて、「お前無理」とかじゃなくて、本当に丁寧に断る。関係性を保つんであれば、もうこれしかないです。本当にもう気軽に言ってきますからね、お金貸してって。これは本当に気をつけていただきたいなと思います。
VOKUの総括:フィリピンで暮らす前に知っておくべきこと
僕の個人的な意見だけじゃなくてデータも踏まえてまとめました。フィリピンで暮らすなら、最低限これだけは把握しておいてほしいです。
- ①治安の地域差:トンドは夜歩いたらバチバチに危ない。BGCやロックウェルは比較的安全。暮らす場所選びが一番大事。
- ②インフラ・医療の格差:都心部はちゃんとしてるけど、地方は妊婦さんが1ベッドに2〜3人で寝るレベル。いきなり田舎暮らしはレベル高すぎ。
- ③交通渋滞:徒歩2時間の距離でEDSAに捕まって8時間。水曜と金曜は別格。余裕を持ちすぎてちょうどいい。
- ④フィリピンタイム:10分遅刻は「ちょっと早くついちゃったな」の感覚。30分〜1時間は当たり前。僕も染まりました。
- ⑤金銭トラブル:Facebookで顔も知らない人から「お金貸して」が来る世界。「そういうのは僕しないからごめんね」と丁寧に断るのが唯一の方法。
フィリピンは親切でフレンドリーな人が多くて素晴らしい国ですが、日本の常識がそのまま通用しない場面がたくさんあります。これらを事前に把握した上で、フィリピン生活を楽しんでください。