フィリピン夜のラジオのVOKUです。今回は「KTV嬢とのプライベートでちょっぴりイラッとくる瞬間」という、フィリピンパブ好きの皆さんなら一度は経験したことがあるかもしれない「あるある」なテーマでお話しします。文化や習慣の違いからくる些細なすれ違い、コミュニケーションの難しさなど、具体的なシチュエーションを交えながら、その背景にあるものも考察していきます。共感していただける部分も多いのではないでしょうか。

イラッと瞬間1:友達同士でタガログ語トーク!のけ者にされる…

まず代表的なのが、KTV嬢が友達と一緒にいる時、彼女たちだけでタガログ語で盛り上がり、こちらが完全にのけ者にされてしまう瞬間です。タガログ語が堪能な日本人ならまだしも、僕のようにリスニングは多少できても流暢に話せない人間にとっては、会話に入り込むのは至難の業です。

彼女たちにとって母国語で話すのは楽ですし、おしゃべり好きな者同士、話が弾むのは当然です。しかし、こちらは話の内容が詳細には分からず、ただただスマホをいじるしかなくなる…。 「何話してるの?」と聞けば教えてはくれますが、それが必ずしも自分にとって面白い話とは限らず、共感できずに結局また暇になる、という悪循環に陥りがちです。

ただ、これは我々日本人も同じことをしている可能性があります。例えば、外国人の友人を連れて日本人同士で集まった際、つい日本語で盛り上がってしまうことはありませんか? そう考えると、彼女たちを一方的に責めることはできませんね。お互い様、という側面もあるのかもしれません。

イラッと瞬間2:指定した飲食店の料理を大量に残す…

次に、「これ食べたい!」と彼女がリクエストしたお店に行ったのに、料理をほとんど食べずに大量に残されてしまうケース。これも地味にイラッとしますよね。

こちらは「じゃあ、そこに行こうか」と彼女の希望を優先したのに、出てきた料理を1/3、ひどい時には半分以上残されると、「え、なんで食べたいって言ったの?」と疑問に思ってしまいます。 値段の問題ではなく、「せっかくあなたの希望を叶えたのに…」という気持ちが湧いてくるのです。

もしかしたら、本当はフィリピン料理が食べたかったけれど、日本人の私たちに気を使って日本食レストランを選んだのかもしれません。あるいは、単にその日の気分じゃなかった、量が多かったなど、様々な理由が考えられます。これもまた、文化や好みの違いからくるすれ違いと言えるでしょう。

イラッと瞬間3:通訳してほしいのに、のんびりスマホ…

旅行先などで、現地のスタッフと英語やタガログ語でコミュニケーションを取る必要がある場面。こちらが言葉に詰まって明らかに困っているのに、KTV嬢が全く助けてくれず、スマホをいじっていたり、友達とタガログ語で話していたりすると、さすがにイラッとします。

「いや、今こっち困ってるの見えてるでしょ?」と言いたくなります。もちろん、「これ伝えて」と頼めばやってくれますが、いちいち指示しないと動いてくれないのか…と少し残念な気持ちになります。 私たち日本人が、日本語が分からない外国人の友人を日本に連れてきたら、困っていれば自然と通訳してあげようと思いますよね? それと同じ感覚を期待してしまうのです。

これは、彼女たちが「今までなんとなく英語で伝わってたし、大丈夫だろう」と楽観的に考えているか、あるいは単純に気が利かないだけかもしれません。「自分のことは自分で」という文化なのかもしれませんが、「せめて困っている時くらいは助けてほしい」と思ってしまうのは、わがままでしょうか。

まとめ:イラッとしても、相手の立場を考えてみる

KTV嬢とのプライベートで感じる「イラッとくる瞬間」は、突き詰めてみると文化や習慣、コミュニケーションスタイルの違いから生じていることが多いようです。

友達同士で母国語で盛り上がるのも、食事を残すのも、困っている時にすぐに助けてくれないのも、彼女たちなりの理由や背景があるのかもしれません。 もちろん、こちらが不快に感じるのは事実ですが、一方的に相手を責めるのではなく、「なぜそうなるのか?」を少し考えてみることで、無用なストレスを減らせるかもしれません。

イラッとする瞬間はあれど、それを指摘して関係が悪化するよりは、ある程度は「そういうものか」と受け流す心の余裕も、フィリピンの女性と付き合う上では大切なのかもしれませんね。