【フィリピン】あっこの場所…治安やばいな、って思うポイント
「この場所、なんか嫌な感じだな」——その動物的な直感、信じてください。フィリピン夜のラジオのVOKUです。9年住んでいる立場から、「ここは治安が悪いな」と感じるポイントの3つの共通点——真っ暗で人通りがない、外国人向けのお店がない、ストリートチルドレンが多い——を、現地で実際に襲われた経験も含めて整理します。12月のクリスマスシーズンを安全に楽しみたい方は必見です。
1つ目:真っ暗で人通りがない場所
一つ目は真っ暗で人通りがない場所。これはもう見るからに「危ない」とわかる典型例です。泥棒からすれば目撃者が少ない方がやりやすい——人通りがない=目撃者なし=抵抗されても仲間が来ない、という3拍子揃った好条件で「泥棒してください」と言って歩いてるようなものです。
フィリピン人ですら早足で通り抜ける、避けて別の道を行く、という場所が実在します。フィリピン人が怖がる場所が日本人にとって安全なはずがない。その動物的な直感は本当に当たります——日本の感覚で「人通りがないの、静かでいいな」とテクテク歩いてはダメ。マラテのマビニとアトリアティコの間の路地裏、マカティのワシントンストリート方向(僕はそこで実際にひったくり被害)など、路地一本入ったら人の目が消える場所は徹底的に避けてください。
2つ目:外国人向けのお店が一切ないエリア
二つ目は外国人向けのお店が一切ないエリア。リトル東京のような「明らかにフィリピン人をメインターゲットにしていない」エリアは、価格帯も身なりもこちらに近い人が出入りするので比較的マシです。
逆にラーメンが「ラーメ」、たこ焼きが「たこやこ」、天ぷらが「天ぷュラ」のようなローカル向けジャパニーズレストランしかないエリアは危ない。理由は外国人に慣れていないから——「こいつ金持ってる、チャンスや」となりやすい。日本人女性がよく言う「私の故郷だから大丈夫」もアテになりません。彼女にとってはホームタウンでも、こちらは明らかに肌の白さで目立つ外国人。僕は安全と言われた場所でホールドアップを受けた経験があります。フィリピン人にとって安全=外国人にとって安全、ではない——これは肝に銘じてください。
3つ目:ストリートチルドレンが多い場所
三つ目はストリートチルドレンが多い場所。1人2人歩いている程度ならマラテでもどこでもありますが、明らかに「ここやばいっしょ」と感じる密度になると話が違います。
僕も一度、マノフィアに案内してもらってマラテのとあるスポットに行った時、20人以上に囲まれて銃を突きつけられ、時計をガチャガチャされた経験があります。たまたま連れがいて、その従子(ストリートチルドレンのリーダー格)がそこに住んでいたから無事に済みましたが、1人だったら確実にやられていました。
ストリートチルドレンが多い場所が危ない最大の理由は「集団ヒステリーが起きるから」。「みんなで囲んでるから何してもいいや」と心理的なハードルが下がる——白人がそこで身ぐるみ剥がされた話も聞きました。虎がいっぱいいる動物園に、ペンギンがテクテク入っていくようなもの——食い散らかされる前提で、近づいてはいけません。
VOKUの総括:危ない場所の3パターン
「ここ嫌な感じ」という直感は本当に当たります。理屈で否定しないでください。
- 真っ暗で人通りがない:目撃者なし、抵抗されても誰も来ない、好条件3拍子。
- 外国人向けのお店がない:外国人に慣れていない=ターゲットにされやすい。
- ストリートチルドレンが多い:集団ヒステリーで何でもアリの空気になる。
- フィリピン人にとって安全=外国人にとって安全ではない:連れの「大丈夫」を鵜呑みにしない。
- 動物的な直感を信じる:「嫌な感じ」は理屈で打ち消さない。
9年住んでいて実際に被害に遭ったエリアの共通点は、この3つに集約されます。「俺はベテランだから大丈夫」という自称ベテランほど狙われやすいので、慣れたつもりになっている人ほど気をつけてください。